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ハウスメーカーを決める Part5

SUUMOカウンター紹介の3件目は、この地方では有名なエネルギー会社が経営しているハウスメーカーでした。

ここでは、営業マンの方がとても話好きで色々なことを教えてもらいました。

ただ、商品としては省エネや断熱などコストパフォーマンス面や、耐震耐久性能など長期優良住宅を売りにしているため、最初のハウスメーカーと一緒でモデルが決まっていてその中から選ぶというものでした。

断熱性や耐久性など、長期的に考えた時のコストパフォーマンスの話をされると少し揺れましたが、やはり自由に設計できるかどうかが決め手となりました。

 

そしてついに、最後の4件目が、わたしたちが選んだハウスメーカーです。

まず、何を言っても(天井まで本棚、キャットウォーク、暖炉など)あまり表情を変えず「できますよ」と言っていたことが決め手の一つでした。

 

rumvodka.hatenablog.com

 

標準設備として、24時間換気や吹き付け断熱など売りにしているものが幾つかありましたが、正直あまり聞いていませんでした。でも今完成して住んでみると、たしかにとても暖かいです。

2番目に行ったハウスメーカーとこの4番目のハウスメーカーが最終候補に残りましたが、決め手となったのは、担当者が作ってきた提案書の違いです。

2件目のハウスメーカーの提案書についてはPart4を読んでください。

 

rumvodka.hatenablog.com

今回の提案書には、吹き抜け部分の壁に1階から2階までの本棚が作られていました。そして、その間にキャットウォーク(人間も歩ける廊下だが、格子上になっていて下から光は通す)が設置されていて、2階の本も取れるという工夫がされていました。実際にわたし自身、漠然と天井まで本棚と言っていても、天井まで届く梯子をつけるのか、さすがに危ないだろうかなどと色々考えてはいましたが、具体的な案は浮かんでいませんでした。

格子のキャットウォーク(人間も通る)

それを見事に解決したうえで、キャットウォークにもなり、下から全体を見ると天井までつながっている本棚ができそうだと思って感動しました。

さらに、担当者も猫を飼っていたので猫の話も合いました。その担当者の、しつこすぎず、割とクールな感じなのに、わたしたちが言った希望はしっかり次の提案書に含めてくるという何とも言えない距離感も良かったので、ついにこのハウスメーカーに決めました!