今日は先日訪れた松本十帖「松本本箱」のことを書きます。
最近よく雑誌の特集などにも取り上げられていますが、長野県松本市のブックホテル(旅館)です。
本当は泊まりたかったのですが、今回の旅は夫の両親と一緒だったので、部屋や食事など色々なことを考慮して宿泊は「星野リゾート界松本」にしました。
星野リゾートはとても素晴らしく、お料理も温泉も最高でした。そして何よりもスタッフの接遇が素晴らしく、また必ず泊まりたいと思いました。
さて、界松本から徒歩5分ほどのところに松本本箱があります。松本十帖には「松本本箱」と「小柳」という2つの旅館があります。そのうちの松本本箱のほうに、広いブックショップが入っています。もともと古い旅館をリノベーションしている建物なので、昔は大浴場だった部分などを使って本を展示販売していて、かなりの広さの迷路のような空間になっています。
宿泊者はいつでも利用できますが、日帰りの場合は1時間の予約制です。
界松本にチェックインするのが15時なので、その後の16時で予約しました。でも、チェックイン後に少しお部屋でくつろいでしまったせいで、松本本箱に着いたのは16時30分。日帰りで入場できるのは17時までなので、30分しか時間がありませんでした。
行ってみたら、本好きには本当に素晴らしい場所で、テンションMAXです!
とても30分では足りませんでした・・
お部屋ではあとでゆっくりくつろげるのに、なぜだらだらしてしまったのか、後悔しかありません。
特にすごいのが、「こども本箱ブックプール」と「オトナ本箱ブックバス」で、どちらももともと大浴場だった場所なので、浴槽や洗い場などが残っています。
コドモ本箱は浴槽だった部分がボールプールになっていて、そのほかは迷路のようになっている中にたくさんの絵本が並んでいます。大人もわくわくする空間です。天井を見るとライトのシェードはなんとレトロな黄色の洗面器です。
オトナ本箱は天井が鏡張りになっているので2階の高さまで本が並んでいるように見える、かなりの映え空間です。浴槽だった部分にはクッションが置いてあってその中で本が読めるようになっています。
他にもおこもり空間があったり、本のジャンルも多種で、セレクトも素晴らしく、宿泊していたら何時間でもいたくなる空間でした。
絶対いつか泊まろうと心に決めながら、本を何冊か買ってホテルへ戻りました。
宿泊料金は決して安くありませんが、本が好きな方にはぜひお勧めです!