家づくりの必須条件に天井まで届く本棚を挙げていたわたしですが、見た目の理想だけでなく、物理的に大量の本の収納場所が必要だという理由もあります。
今日はわたしの好きな本について書きます。
まずなんといってもアガサ・クリスティーです!❤
わたしが一番最初に読んだ作品は「オリエント急行の殺人」です。
有名な作品ですが、衝撃的すぎて、完全にはまりました。そこから次々とアガサ・クリスティーの本を読み漁りました。
特にポワロのシリーズが好きで先に集め、読み終わったのでミス・マープルシリーズを集め、最後にノンシリーズを集めました。
あまりハードカバーでは手に入らないので、ほとんどがハヤカワ文庫の文庫本です。
多すぎて写真に入りきらないですが赤い背表紙の文庫本がびっしりです。
家を建てるにあたって作った本棚は、一段の高さが雑誌や大型本も入る高さに設計したため、文庫本を並べると上が空きすぎて悲しい感じになります。
そこで、前のアパートの時に義父が作ってくれた、壁に穴を開けず天井と床で固定するタイプの本棚を新居にも移設してもらいました。今度は壁に固定してもらい、アガサ・クリスティーの文庫本たちは今もそこに鎮座しています。
アガサ・クリスティーの魅力は予想のつかないラストです。
読んだ後にすぐもう一度読み返して伏線を辿りたくなったり、数年後に読み返して、途中で犯人を思い出してからは伏線に気づきながら読んだりと、色々な楽しみ方をしています。
お勧めの作品はたくさんありますが、わたし個人の意見として、アガサ・クリスティーを読んだことがない方にまず読んでみてほしいのは定番の2つです。
「オリエント急行の殺人」
あの有名な豪華寝台列車オリエント急行を舞台にしていて、それだけでもわたしはテンションが上がります。(いつか乗りたいです!)雪で足止めされたオリエント急行で殺人が起き、ポアロが事件を解決するのですが、最後に分かる犯人とポアロの決断が想定外です・・・
孤島の屋敷に招待された10人が、童謡の歌詞の通りに一人ずつ殺されていき、タイトル通り「そして誰もいなくなった」話です。こちらはノンシリーズですが、はっきり言って夜に一人で読むと怖いです。でも止まらなくなり、なぜ?誰が??が渦巻いて怖いけど一気に最後まで読んでしまいます。
定番すぎて映画化や日本でもドラマ化がされていますが、映画もドラマも観ていない方には、まず本で読んでみてほしいのです!
ちなみに2017年のハリウッド映画版「オリエント急行殺人事件」はケネス・ブラナーがポアロ役でしたが、原作のポアロのイメージよりかっこいいイケてるおじさん過ぎて、しっくりきませんでした。でも、オリエント急行の豪華さや映像の美しさはさすがで、一映画としては楽しめました。
ただ、映画を観るとネタバレするので、まだ観ていない方はまず本を読んでください←(しつこい)
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