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ハウスメーカーを決める Part2

さて、SUUMOカウンターで紹介してもらった4カ所のハウスメーカーのうち、1件目が終了しました。

 

2件目に行く前に、自分たちで予約して行った2件の工務店の話をしたいと思います。

 

まず1件目は、SUUMOカウンターで最初に言われた価格帯で言うと「A」に入る格安の工務店です。「1000万円台から家が建てられる」という広告をインターネットで見て、行ってみました。

インターネットでも書いてあったのは、営業や広告にお金をかけない分、安くできるということでした。

その通り、現場見学会に行くと社長が自ら案内してくれました。

国産の檜を使ったナチュラル系の内装と、ガルバリウムの外壁を得意とする会社でした。北欧系とかナチュラル系が好きな方にはいいだろうなと思いました。檜の良い香りもします。

ただ、わたしの好みは、北欧というよりは英国調、ナチュラルよりアンティークだったので、見学中も「この檜の梁はもうちょっと濃い色に塗れるのかな」などと考えていました。

ただし、営業にお金をかけていないという広告の通り、ほぼ営業トークはされません。帰りにも「興味があったらまた連絡をください。」という感じで 、その後営業の電話やDMが来ることもありませんでした。これは良いポイントでもあるのですが、やはり全く営業の意思がないとこちらもその気にはなりません。

 

今思うと、その工務店も当然ベースとなるプランがあり、そこまで自由な家作りはできないはずなので、天井まで届く本棚(Pinterest引用写真参照)なんていう条件を掲げているわたしには向いていないのですが、一時は本気で検討していました。むしろ、営業トークがないことに寂しささえ感じていました。(笑)

社長さんは「造作の本棚?できますよ。」と言ってくれていましたし。

ただ、彼は、軽く「でっかい本棚を作りたいのね」と思って言っていたと思うので、この後わたしが本棚に関して出してくる無理難題を考えたら、むしろ選ばれなくて良かったと思ったはずです。。

 

それでも一時は本気で検討していた理由・・

もちろんお値段です。

そもそも貯金ゼロ、家を買うとしてもマンションのリノベーションかな?くらいから始まっている適当夫婦ですから、1000万円台で建てられるならそれに越したことはないと思っていたので、格安からリサーチしていたからです。

最初の現場見学会で、わたしの理想ではないかなと思いましたが、(そのうえ、熱心な営業もなかったにもかかわらず、自分たちから進んで)2回目の現場見学会にも行きました。

 

ただし、2回目に行った時には、SUUMOで紹介してもらった4カ所のハウスメーカーを回った後でした。(まだ決定はしていませんでしたが)

4カ所を回ったおかげで色々な知識がついています。

白アリ対策の話や耐震構造の話などもさんざん吹き込まれて✋(教えていただいて)います。

 

30年もすると白アリ対策がしっかりしていないと・・・

檜には白アリ対策が・・・

当社では白アリ対策の30年後を考えた標準装備があります。30年後を考えるとこの値段は高くありません・・・

当社の耐震装置は・・・ 

 

素人には真偽のほどがしっかりわかりませんが、色々聞いてきた後なので、素人ながらその質問をぶつけました。

 

そうしたら、名言が返ってきました!

「30年後にはもう1回家を建て直したらいいんじゃないですか。1000万から建てられるからそれも可能なんですよ。」

たしかに。

5000万円の家=1000万円の家×5

ですからねぇ。

たしかにその考え方もあると思います。(本当に)

ローンが早く終わって、またその時の好みと状況に合わせて新しい家を建てるという考え方もありですよね。

 

でも、30年後にまた建て替える前提で家を建てるつもりはなかったので、その言葉できっぱりと次にいくことができました。